しんちゃんのメモ

中央公園でのサッカースタジアム整備で地元に回答

2017年9月5日 火曜日

 中央公園でのサッカースタジアムを検討していることについて「基町の明日を考える会」からの質問書に対して広島県知事、広島市長、広島商工会議所会頭の3者が8月29日に回答しています。

 

 その中で、中央公園が候補地となった経緯を説明するとともに、仮に整備する場合の施設配置例を示しました。それによると中央公園の中央よりやや東側に整備し、東側の広高の森や鯉城の森の一部、噴水、記念碑等はそのまま残されることになっています。(以下は回答の要旨)

 住居環境等への影響への対策については、騒音対策として、①観客席全面を屋根で覆う、②防音性の高い扉やサッシを採用、③21時以降の鳴り物応援の禁止、④地元チーム用のサポーターズシートを南側に設ける、⑤場内アナウンスの音漏れを防ぐため音が広がりにくいスピーカーの採用、を講じます。

 渋滞、違法駐車対策としては①一般観客用の駐車場を整備せず、公共交通の利用促進を行う、②送迎車の停車抑制のため必要な場所に警備員を配置、柵の設置、③違法駐車抑制のため警備員を配置。

 地元住居環境に配慮するため①基町住宅地区内への自動車の不必要な侵入を防ぐため、地区周辺に警備員を配置、②基町住宅地区内への観客の不必要な侵入を防ぐため北方面から徒歩で来場する人について必要な場所に警備員を配置、③ピーク時の歩行者を円滑に処理するため54号及び城南通りを横断する歩道橋の設置、④ごみの投げ捨て防止のため、スタジアム内でのごみの回収の徹底、周辺歩道の清掃の徹底、⑤観客が試合前後にスタジアム周辺で騒ぐことがないよう警備員を配置。

 小学校・保育園・幼稚園への影響に配慮するため、保育所付近に警備員を配置。

 また、騒音対策、渋滞対策など住居環境等の対策については施設管理者と周辺住民が協議をするための場を設ける、としています。

 

 一方、中央公園広場は景観に優れ、市民の憩いの場であるとともに地震、津波、大規模火災の指定緊急避難場所としての機能を有しており、この機能を維持し、施設内に備蓄倉庫等の各種防災機能を整備するとしています。

 施設配置については①スタジアムを東側に寄せることを基本に、西側にオープンスペースを確保する。②オープンスペースをどうするかは要望等を聞きながら検討する、③ビオトープなどの施設は広場内で移転させるなどスタジアムの形状等に応じた整備を行う、④スタジアムに市民や地域住民が活用できる機能を持たせるよう、要望等を聞きながら検討する。

仮に中央公園にサッカースタジアムを整備する場合の施設の配置例

アストラムライン、2019年度から新型車両導入へ

2017年7月14日 金曜日

 広島高速交通株式会社は2019年度から順次アストラムラインの新型車両を導入することを決めました。

 開業から23年が経過し、車両が老朽化してきたことからアストラムライン全24編成を1期と2期に分けて新型車両に更新するものです。当面、1期分として11編成を2019年度から2025年度まで順次更新します。 

 新型車両はこれまでのアストラムラインのイメージやカラーなどを継承しつつ、新しさを感じさせるデザインとされています。 

 また、新型車両は子育て・福祉に配慮するとともに、次のとおり快適性や安全性の向上、省エネルギーにも配慮するとしています。

 快適性の向上⇒新型シートや効率的な空調整備

 安全性の向上⇒扉引き込みや戸鋏みに対する安全性に配慮した乗降扉

 省エネルギー化⇒軽量化やリサイクル性を考慮したアルミ車体の採用

2019年度から新たに導入されるアストラムラインの車両

国道54号(2号~平和大通り)に路上駐輪場を整備(9月中旬以降)

2017年6月12日 月曜日

 国道54号(国道2号~平和大通り)の両側の歩道に民間の路上駐輪場が整備されることになりました。

 駐車台数は430台。

 料金は30分まで無料。30分を超え、深夜0時までは100円。以降1日ごとに200円。

 

 民間路上駐輪場の整備に併せて自転車等放置規制区域を拡大することにしています。

国道54号(国道2号~平和大通り)の歩道に路上駐輪場が整備されることになりました。

 

広島駅自由通路が一部開通(5月28日)

2017年6月12日 月曜日

 広島駅の南北を結ぶ自由通路が5月28日から一部使用が開始されています。全面供用は10月29日とされています。

 現在、一部使用中の通路は6mから10mで、利用時間は朝の5時20分から深夜0時20分(JR広島駅の営業時間)まで。全面供用される10月29日以降は終日24時間の利用ができ、自由通路の幅員も予定通り15mに広げられます。

 また、全面供用される10月ごろからは店舗面積約9000㎡の商業施設(線路上空エリア約1700㎡ 約20店舗、高架下エリア7300㎡ 約80店舗)のekie(エキエ)も順次開業される見通しです。

5月28日から10月28日までは自由通路は半分程度の部分供用となっています。

10月29日から幅員15mの自由通路が全面供用となります。終日利用できます。

広島市への観光客数は6年連続で過去最高(2016年)

2017年5月31日 水曜日

 2016年の広島市の入込観光客数は1,261万1千人となり、対前年比で5.1%増えました。6年連続して過去最高を更新しました。

 その内、一般観光客については1,111万万2千人で4.5%増となりました。これはオバマ前米国大統領の訪問や原爆ドームと厳島神社の世界遺産登録20周年観光キャンペーンの実施、25年ぶりのリーグ優勝を達成し球団史上最多となる観客動員数を記録したカープ球団の人気も重なったものと思われます。 

 修学旅行生は32万3千人で3.6%減となりました。引き続き全国の学校や旅行会社に対する個別誘致活動が取り組まれてきました。昨年と比較すると1万2千人の減ですが、昨年開催された第23回世界スカウトジャンボリーの参加者2万5千人を除けば1万3千人増となっており、9年連続で30万人台の水準を確保しています。

 外国人観光客は、平和記念資料館が世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で外国人訪問者の満足度が高い日本の観光地として3年連続で第2位となったことや、国や県と連携して台湾、中国、フランス、タイに加えてアメリカ、オーストラリア、韓国、香港の8市場を重点取組市場としてプロモーション活動の展開等を進めた結果、14.3%増の117万6千人となりました

 宿泊者についても542万8千人となり、前年より12・5%の大幅増となっています。宿泊率(入込観光客に対する宿泊者の割合)も43%で、2・8%増となりました。

 観光消費額についても2297億となり、前年と比較して130億円、6%増えました。その内、外国人観光客については247億円で、5.1%増となりました。

広島平和記念資料館