しんちゃんのメモ

比治山「平和の丘」基本計画(素案)

2016年12月14日 水曜日

 比治山公園「平和の丘」基本計画(素案)が取りまとめられ、議会に報告されました。
 「平和の丘」策定にあたっては、比治山にある放射線影響研究所の移転を進めるために若林新三議員も再三質問で取り上げてきました。今年度内に計画策定する予定です。

 「平和の丘」基本計画は次のとおり3つのコンセプトからなっています。①は「都市に込められた平和への思い」を共有する場で、陸軍墓地、展望施設等、頼山陽文徳殿、「平和へのメッセージ」を記す碑など整備、再整備します。②は「都市の美しさ・復興の力強さ」を実感する場で、展望施設等を整備します。③は都市に息づく文化・自然の豊かさ」を体験する場で、まんが図書館・御便殿広場、現代美術館、遊戯施設、ランニングコース、ウェルネス施設、プレイパーク、レクリエーションエリア、多目的エリア、飲食施設(レストラン)などを整備、再整備します。

 また、公園の機能をより発揮させるための環境整備として、園内動線・交通アクセス、樹林管理及び植栽、案内サイン、照明、飲食サービス・にぎわい、総合インフォメーションセンターを整備します。

 整備時期については、Ⅰ期(2017年度~18年度)、Ⅱ期(2019年度~21年度)、Ⅲ期(放射線影響研究所移転後)に分け、Ⅰ期は「既存の施設の魅力に磨きをかける整備」として陸軍墓地、頼山陽文徳殿、まんが図書館・御便殿広場を整備する予定で、同期間内に眺望の確保、樹林管理及び植栽、飲食サービス・にぎわいなど環境整備を行います。
 Ⅱ期は「公園の新たな魅力を創出するための整備」として展望施設等、「平和へのメッセージ」を記す碑、現代美術館、遊戯施設、ランニングコース、ウェルネス施設、プレイパーク、レクリエーションエリアを整備します。同期間内には園内動線、交通アクセス、樹林管理及び植栽、案内サイン、照明、飲食サービス・にぎわい、総合インフォメーションセンターなどの環境整備を行います。
 Ⅲ期は、「放射線影響研究所の敷地を活用した新たな施設の整備」として多目的エリア、飲食施設(レストラン)、「平和へのメッセージ」を記す碑、遊戯施設、ランニングコースを整備します。同期間内に園内動線・交通アクセス、樹林管理及び植栽、案内サイン、照明などの環境整備を行うことにしています。

比治山「平和の丘」基本計画の施設配置図

比治山「平和の丘」基本計画の施設配置図

展望施設等の整備イメージ

展望施設等の整備イメージ

多目的エリアの整備イメージ

多目的エリアの整備イメージ

まんが図書館・御便殿広場の整備イメージ

まんが図書館・御便殿広場の整備イメージ

 

* 2017年3月に素案どおりに「基本計画」を策定しました。

商工センター~五日市の4車線化、17年2月19日に開通

2016年12月12日 月曜日

 臨港道路廿日市草津線(2.9㎞)の内、Ⅰ期区間(西区商工センター8丁目~佐伯区五日市港2丁目、1.6㎞)が2017年2月19日(日)に開通することになりました。2012年から新八幡川橋を含めて事業が行われていました。事業費は32億円。これにより西部方面と都市中心部の交通の緩和が期待されています。1月29日(日)にはプレイベント、2月18日(土)には開通式典が開かれます。
 なお、引き続いて新広島はつかいち大橋の架橋が中心となるⅡ期区間(1.3㎞)の4車線化事業が進められます。

商工センター~五日市の1.6㎞が4車線化され2月19日に開通します

商工センター~五日市の1.6㎞が4車線化され2月19日に開通します

広島駅新幹線口ペデストリアンデッキ、10月30日に供用

2016年10月17日 月曜日

 広島駅新幹線口ペデストリアンデッキ整備で3本の内、最後に残っていた中央部分が10月30日の12時30分から供用されることになりました。これにより、二葉の里・若草地区と広島駅新幹線口が2階部分でもつながり、新幹線口周辺の賑わいづくりに大きく貢献することが期待できます。
 このペデストリアンデッキの供用に合わせて「新幹線口東交差点」の南北方向の横断歩道は廃止されます。
 
 なお、新幹線口広場の平面図は現時点の運用を記入しており、今年度で新幹線口広場の再整備も行う予定になっています。新幹線口広場については、バス、タクシー、マイカーのエリアが変更されます。新幹線口広場西側部分にバスとタクシーエリアを横並びにして機能的にするとともに、マイカーエリアを広場東側部分の現在のタクシーエリアに移動して交通混雑を緩和します。
 中央のデッキ整備が6カ月も遅れたことから新幹線口広場の整備が少し遅れることも考えられます。

10月30日に、遅れていた中央部のデッキも利用できることになりました。

10月30日に、遅れていた中央部のデッキも利用できることになりました。

ペデストリアンデッキの延伸など基本方針(案)まとまる

2016年9月28日 水曜日

 広島市は広島駅周辺のペデストリアンデッキの整備など「歩行者ネットワーク計画」の基本方針(案)を16年9月に取りまとめました。今後、市民意見募集を行い、その結果を踏まえて基本方針を策定することになります。
 それによると、官民連携による歩行者専用ネットワークとして現在整備中の新幹線口ペデストリアンデッキに加えて二葉の里地区や南口広場のデッキ整備等を検討することにしています。

 官民連携による歩行者専用ネットワークとして次の取組が検討されます。

① 広島駅自由通路や新幹線口ペデストリアンデッキの整備(16年10月完成予定)
② 新幹線口のデッキの二葉の里地区2番街区及び4番街区への延伸
③ 二葉の里地区5番街区と若草町地区をつなぐデッキの整備
④ 広島駅前Aブロック(エールエールA館)、Bブロック(BIG FRONT ひろしま)、Cブロック(エキシティ広島)へのデッキ整備
⑤ 3層(2階レベル、地上レベル及び地下レベル)の歩行者専用ネットワーク間の上下移動の検討
⑥ 現存地下道の壁面改修など環境整備

 この基本方針(案)は9月28日に開かれた市議会建設委員会で報告されたもので、若林新三議員は新たに検討されるペデストリアンデッキに加えて、Cブロック再開発地区から東郵便局につなげるために広電の広島駅電停の上を越えるデッキ等について改めて検討するよう求めました。

広島駅周辺のペデストリアンデッキ等整備の基本方針が示されました。広島駅南口に加えて二葉の里地区への延伸も検討されます。

広島駅周辺のペデストリアンデッキ等整備の基本方針が示されました。広島駅南口に加えて二葉の里地区への延伸も検討されます。

 一方、広島駅から新たな人の流れを周辺に広げる歩行者ネットワークとして次の取組が検討されます。

① 縮景園や県立美術館をつなぐ歩行空間の整備(河岸緑地等)
② 京橋川オープンカフェをつなぐ歩行空間(駅西歩道橋の拡幅整備)
③ 西国街道をつなぐ歩行空間(路面電車の廃線敷を利用した歩道拡幅)
④ 広島市民球場をつなぐ歩行空間
⑤ 西国街道の歩行空間
⑥ 二葉の里地区と紙屋町・八丁堀をつなぐ歩行空間(駅西高架橋の側道再整備)
⑦ 東区役所をつなぐ歩行空間
⑧ 二葉の里地区と光町地区をつなぐ歩行空間

広島駅からの新たな人の流れをつくるための検討も並行して行われます。

広島駅からの新たな人の流れをつくるための検討も並行して行われます。

広島駅南口Bブロックに197.5mの再開発ビルが竣工

2016年9月7日 水曜日

 8月31日に広島駅南口Bブロック市街地再開発ビル(BIG FRONT ひろしま)が竣工しました。基本計画策定が1981年3月であるため、実現までに35年間かかったことになります。

 Bブロックの東棟は延べ床面積が35,215㎡で地下1階、地上10階建で、高さは46.79m。駐車場や店舗が入ります。西棟は地下2階、地上52階建で延べ床面積は89,451㎡、高さは197.50m。核テナントとして地下2階~地上3階にビックカメラが入ります。1階にはもみじ銀行やメガネのタナカなども入ります。4階は医療モール、5~6階に広島市総合福祉センター、7階は事務所フロアー、10~11階はホテル川島、12~52階は分譲マンションになります。総事業費は392億円。

 西棟は中国四国九州で最も高いビルになります。

8月31日に竣工したBブロック再開発ビル。西塔は197.5mで中四国、九州で最も高いビルになります。右側奥のビルはCブロック再開発ビル。

8月31日に竣工したBブロック再開発ビル。西塔は197.5mで中四国、九州で最も高いビルになります。右側奥のビルはCブロック再開発ビル。