しんちゃんのメモ

旧市民球場跡地活用が動き出します

2010年6月23日 水曜日

 6月議会で旧広島市民球場条例の廃止が可決され、ようやくにぎわいの創出ができることになりました。市当局が提案していたのは8月1日をもって廃止するというものでしたが、夏休みの子どもたちにも利用できるように9月1日に修正しました。
 確かに、旧市民球場は広島市の復興のシンボルとも言えます。初優勝した時をはじめ、多くの感動を共にしてきました。市民の心に永遠に残り続けることでしょう。

 しかし、感動は新たな球場に引き継がれていきます。だれもが行ってみたくなるすばらしい球場ができあがり、既に新しい感動の渦が巻き起こっています。旧市民球場は老朽化も激しく、維持するだけでも年間6000万円は必要です。今後も利用するとすれば、耐震補強なども必要になってくるでしょう。当然に、管理する組織と人も必要です。また、膨大な空間を一部の人しか使うことができません。
 感動を与えてくれた球場ではありますが、新しい時代に、新しい形で、多くの人が集える新しい憩いの空間、にぎわいの場所として生まれ変わることが時代の要請なのではないでしょうか。

 今後は、大小様々なイベントを開くことができる市民広場、球場の一部を残した球場メモリアル、民間事業者が整備する森のパビリオンと折り鶴ホール、大型観光バスなどの駐車場、多目的グランド、そして、商工会議所の移転、ペデストリアンデッキによるバスセンターとの連絡などが整備されることになっています。

 旧市民球場のように市民から愛される場所になることを期待しています。

旧広島市民球場跡地整備(平面図)

旧広島市民球場跡地整備の平面図

 

森のパビリオン付近のイメージ

森のパビリオン付近のイメージ

42年ぶりの出来事

2010年4月1日 木曜日

  実に42年ぶりだそうです。

 秋葉市長は第1回定例会での予算修正に拒否権を発動して再議に付しました。再議についてはあらかじめ知ってはいましたが、実際に経験したことは、当然のことではありますが、はじめてです。

 私は、基本的に、市長が提案した議案のすべてを受け入れなければならないとは思っていません。修正する必要があると思えば修正すべきです。市長と議会は緊張関係が求められますし、緊張関係の中でお互いが切磋琢磨してよりよい市政が実現できるものと思います。

 議会が修正したものをすべて再議に付すというのは少し乱暴な話でしょうが、議会での修正や否決、市長の再議など、あらゆる方法を駆使することによって緊張関係が高まり、広島市政が活性化されれば市民にとって大きな利益になります。

 今後、議会基本条例をはじめとして活力ある議会にしていくための議論が進んできます。民主党政権でも「地方主権」という言葉を使っています。「地方分権」ではなく「地方主権」という言葉に改めて地方の時代の重要性と責任の大きさを感じます。

検討費は認めてもいいのでは

2010年3月29日 月曜日

  第1回定例会が3月26日に終了しました。

 その中で、2020年オリンピックの招致検討費が僅差ではありましたが、削除されました。

 地方都市である広島市でオリンピックを開くとなると相当なお金が必要になるのではないか、夕張市のように財政破綻に陥るのではないか、という市民の懸念の声も聞こえてきます。こうした心配は当然のことだと思います。

 しかし、議会での議決となると、どういう理由で削除しなければならないのか明確な根拠がいるはずです。財政を含めた基本計画などが明らかになって、明確に「財政負担が大きく市政運営に支障をきたす」ということになれば実施するための予算を否決することは当然にできます。今回の予算は、できるかどうかの検討をするための予算です。

 今回の削除で残念なのは、その検討することすら否定をしたことです。広島市で開催する意義はどうなのか、国の支援がどこまで得られるのか、平和市長会議としてどういう協力ができるのか、市の財政負担はどの程度か、そういった基本計画が出るのを待って議会として可否を判断すべきだと思います。

予算特別委員会では3回質問しました

2010年3月13日 土曜日

 10年の予算特別委員会では、文教関係、厚生関係、建設関係で3回質問しました。  その他には、経済環境関係、消防上下水道関係、総務関係の6分野あります。そして、最後には総括質疑を8時間行うことになっています。

予算特別委員会では文教関係、厚生関係、建設関係の審査で質問しました。

予算特別委員会では文教関係、厚生関係、建設関係の審査で質問しました。

 今回もいろいろな議論がされています。私とすれば、自分が行った教育環境の充実、黒い雨降雨地域の拡大、安佐市民病院の充実、過疎地域の活性化策(小学校の統廃合は地域と十分協議)、公共交通の充実、可部バイパスの整備促進など重要な課題だと思いとりあげてきました。

 それ以外に大きな議論になっているのは、旧市民球場跡地の活用策についてです。多くの議員がこの問題で質問しました。折鶴ホール、旧市民球場の解体などが議論の中心になっています。確かに、旧市民球場を当面残して一般に利用するという方法もあるかもしれませんが、年間の維持費が6000万円もかかる中で一部の人だけの利用に限定されるというのは効率的ではなく、もったいないと思えます。それに、新しい市民球場でも一般利用が拡がります。

 広島市中心部の一等地ですから、できるだけ早く賑わいを創出できる状況をつくって行くことが緊急の課題ですし、全国菓子博にも間に合わせなければなりません。商工会議所も賛成の意向のようです。全体の合意が進むことを期待しています。

あけましておめでとうございます!

2010年1月5日 火曜日
9月議会本会議で一般質問,

09年9月議会本会議で一般質問,

 あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりましてありがとうございました。おかげさまで、元気に活動させていただくことができました。改めて御礼申し上げます。

 広島市の課題は山積しています。今年も、市民福祉の向上、住みよい地域づくりにむけて全力投球する所存ですので、区民のみなさまのいろいろな声を寄せていただきますようよろしくお願い致します。