しんちゃんのメモ

検討費は認めてもいいのでは

2010年3月29日 月曜日

  第1回定例会が3月26日に終了しました。

 その中で、2020年オリンピックの招致検討費が僅差ではありましたが、削除されました。

 地方都市である広島市でオリンピックを開くとなると相当なお金が必要になるのではないか、夕張市のように財政破綻に陥るのではないか、という市民の懸念の声も聞こえてきます。こうした心配は当然のことだと思います。

 しかし、議会での議決となると、どういう理由で削除しなければならないのか明確な根拠がいるはずです。財政を含めた基本計画などが明らかになって、明確に「財政負担が大きく市政運営に支障をきたす」ということになれば実施するための予算を否決することは当然にできます。今回の予算は、できるかどうかの検討をするための予算です。

 今回の削除で残念なのは、その検討することすら否定をしたことです。広島市で開催する意義はどうなのか、国の支援がどこまで得られるのか、平和市長会議としてどういう協力ができるのか、市の財政負担はどの程度か、そういった基本計画が出るのを待って議会として可否を判断すべきだと思います。

予算特別委員会では3回質問しました

2010年3月13日 土曜日

 10年の予算特別委員会では、文教関係、厚生関係、建設関係で3回質問しました。  その他には、経済環境関係、消防上下水道関係、総務関係の6分野あります。そして、最後には総括質疑を8時間行うことになっています。

予算特別委員会では文教関係、厚生関係、建設関係の審査で質問しました。

予算特別委員会では文教関係、厚生関係、建設関係の審査で質問しました。

 今回もいろいろな議論がされています。私とすれば、自分が行った教育環境の充実、黒い雨降雨地域の拡大、安佐市民病院の充実、過疎地域の活性化策(小学校の統廃合は地域と十分協議)、公共交通の充実、可部バイパスの整備促進など重要な課題だと思いとりあげてきました。

 それ以外に大きな議論になっているのは、旧市民球場跡地の活用策についてです。多くの議員がこの問題で質問しました。折鶴ホール、旧市民球場の解体などが議論の中心になっています。確かに、旧市民球場を当面残して一般に利用するという方法もあるかもしれませんが、年間の維持費が6000万円もかかる中で一部の人だけの利用に限定されるというのは効率的ではなく、もったいないと思えます。それに、新しい市民球場でも一般利用が拡がります。

 広島市中心部の一等地ですから、できるだけ早く賑わいを創出できる状況をつくって行くことが緊急の課題ですし、全国菓子博にも間に合わせなければなりません。商工会議所も賛成の意向のようです。全体の合意が進むことを期待しています。

あけましておめでとうございます!

2010年1月5日 火曜日
9月議会本会議で一般質問,

09年9月議会本会議で一般質問,

 あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりましてありがとうございました。おかげさまで、元気に活動させていただくことができました。改めて御礼申し上げます。

 広島市の課題は山積しています。今年も、市民福祉の向上、住みよい地域づくりにむけて全力投球する所存ですので、区民のみなさまのいろいろな声を寄せていただきますようよろしくお願い致します。

2010年の抱負

2010年1月5日 火曜日

 安全、安心の地域をどう作っていくのかが大きな課題です。

 おかげさまで、今年秋には可部地区に消防出張所を新設していただくことになっています。災害対応はもとより、急病や負傷者等の救急搬送体制が大きく向上することになります。さらに、自主防災会などとの連携もこれまで以上に強化されるのではないでしょうか。

 また、救急車による搬送体制と併せて、救急医療体制の充実も不可欠です。そのため、安佐市民病院ではICU(集中治療室)を増床するとともに、重篤患者の受け入れ体制も強める必要があります。また、がん治療の拠点としての位置づけも必要です。

 一方、地域の防犯組織も活動を強められています。連携を深めていきたいと思います。地域力の根源は「人と人とのつながり」です。お互いが支え合っていくことが防犯にもつながりますし、福祉の向上にもつながります。地域のコミュニティーを深めるために一層努力します。

 その他にも、生活基盤の整備促進など課題は多くありますが、着実に前進できるよう今年も精進します。