市議会のうごき

神楽を活用した観光振興を(決算特別委員会)

2015年11月19日 木曜日

10月7日から28日にかけて2014年度の決算を審査する特別委員会が開かれ、若林新三議員は経済観光環境関係の審査で神楽を活用した観光振興をはかるよう求めた他、「広島おもてなしパス」の充実、クルーズ客船の誘致などについて発言しました。また、その地域の食べ物も観光の大きな目的となっているため、水産品としてカキだけではなくオニオコゼなども観光資源として活用するよう求めました。

一方、総務関係の質疑ではコンビニを利用した市民サービスの向上を求めるとともに、現在安佐北区で取り組んでいる「可部連山トレイルラン」を広島市を代表する大会に育てるよう求めました。

2016年3月からはコンビニを利用して住民票などの交付ができることになっています。また「可部連山トレイルラン」は全国から600人程度が参加し、可部の山岳コースを駆け抜ける大会で、22㎞と16㎞のコースが設定されています。

広島神楽の人気は高まっています。

広島神楽の人気は高まっています。

 

 

 

安佐市民病院、機能分散案を可決(第4回定例会)

2015年9月30日 水曜日

9月14日から29日にかけて開かれた第4回市議会定例会で安佐市民病院の機能分散案を賛成多数で可決しました。安佐市民病院の建て替えをめぐっては昨年2月の定例会で市長が提案した荒下地区への移転案を否決していました。今回の可決により荒下地区には高度、急性期医療450床の病院を新設。現在地には北館を利用して日常的に受診できる地域包括ケア病棟(57床)やホスピス(20床)を整備する他、夜間急病センターも併設する見通しとなりました。この議案の採決は記名投票方式を採用。賛成30票、反対23票でした。若林新三議員は、病院は現在地で建て替え、荒下地区は新たな賑わいの場所として整備すべきとして議案に反対しました。

安佐市民病院建て替えの採決は記名投票方式で行われました。賛成は白票、反対は青票を投じます。

安佐市民病院建て替えの採決は記名投票方式で行われました。賛成は白票、反対は青票を投じます。

定例会では、この他に4億5426万円の補正予算などの議案を可決するとともに2014年度の決算を審査する決算特別委員会の設置を決めました。

安佐市民病院の建て替えについては一定の結論が出たことになり、荒下地区への病棟の新設と併せて、現在地での跡地の有効活用を含めた地域を活性化するための議論がスタートすることになります。

総務委員会ではマイナンバー制度の導入にあたっては情報が漏えいしないよう万全を期すよう求めました。

総務委員会では、マイナンバー制度の導入にあたっては情報が漏えいしないよう万全を期すよう求めました。

 

第3回定例会(6月15日~26日)

2015年6月29日 月曜日

広島市議会第3回定例会が6月15日から26日にかけて開かれ、24億6025万円の補正予算を決めた他、4つの特別委員会を設置しました。また「地方財政の充実・強化を求める意見書」など4つの意見書を可決しました。

今回の補正予算については、新規事業や拡充事業を中心に編成されています。主には、災害時の被害情報や雨量等の各種防災情報の収集・共有機能、避難勧告等の支援機能などを備えた防災情報共有システムの実施設計等で1720万円、地域介護予防拠点整備促進事業に1億3356万円、家庭用燃料電池設置補助1503万円、道路上のごみボックスの改善など“ごみ”ニティー活動支援事業に3365万円、中山間地域の中小企業活性化支援として1億2083万円、広島高速5号線のトンネル中間部への階段式避難口の整備3億1280万円などとなっています。

意見書は、地方財政の充実強化の他、「年金積立金の適正運用の確保」、「少人数学級の推進」「ヘイトスピーチ根絶に向けた法整備」の意見書を可決しました。しかし、市民連合が提案した「安保法案の慎重審議」の意見書は賛成少数のため否決となりました。

また、今後2年の調査研究をするため①大都市税財政・地方創生、②都市活性化、③安全・安心まちづくり、④都市魅力づくり、の4つの特別委員会を設置しました。

総務委員会で放射線影響研究所の移転についてとりあげる若林新三議員

総務委員会で放射線影響研究所の移転についてとりあげる若林新三議員

永田雅紀議長を選出(第2回臨時会)

2015年5月19日 火曜日

市議会議員選挙後の最初の臨時会が5月14日から18日にかけて開かれ、新しい議長や副議長の選挙が行われました。

議長には永田雅紀(中区・6期)が選ばれ、副議長には沖宗正明(安芸区・6期)が選ばれました。

投票結果

【議 長】 永田雅紀(30票)、熊本憲三(23票)、無効(1票)

【副議長】 沖宗正明(32票)、平木典道(22票)

新しい議員54人が議長選挙を行い、永田雅紀議員が30票で議長に選出されました。

新しい議員54人が議長選挙を行い、永田雅紀議員が30票で議長に選出されました。

若林新三議員が総括質問(第1回定例会)

2015年2月19日 木曜日

2月16日~3月11日に開かれている第1回定例会で若林新三議員は2月19日に総括質問を行いました   総括質問では、災害対策、放射線影響研究所の移転、教職員の給与費等の県から市への移譲、水素エネルギーの活用、可部バイパスの整備促進、危機管理室の新設、安佐市民病院の建替えについて取り上げました。

災害対策では、被災されたみなさんが安心して住み続けるためには砂防ダム等の整備が不可欠で、整備状況について確認するとともに、避難路ともなる可部大毛寺線、高陽可部線、桐原幹線、川東線の整備スケジュールを確認しました。砂防ダム等については土砂等がたまっていないか定期的な点検も併せて実施するよう求めました。避難路については5年間で整備する予定です。

放射線影響研究所の移転については、比治山の整備計画となる「平和の丘」構想を早期に策定し、国に移転を働き掛けるよう求めました。

可部バイパスの整備促進については、可部中心部の4車線化に向けてJR跨線橋の整備を早期に行っていただくよう求めました。跨線橋については2014年度内に下部工事に着手する見通しとなりました。

安佐市民病院の建替えについては、建替えは現在地で行い、荒下地区は電化延伸事業に加えて、可部の荒下地区ではなく広島市の荒下地区という大きな視点に立ってまちづくりを進め、現在地、荒下双方の皆さんが安心できるような議論を進めてほしいと要望しました。

第1回定例会で総括質問する若林新三議員

第1回定例会で総括質問する若林新三議員