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高谷~桐陽台の避難路が開通(3月29日)

2021年3月25日 木曜日

 8.20豪雨災害の復興まちづくりビジョンに含まれていた安佐北区大林町高谷から桐陽台団地を結ぶ避難路が3月29日に開通しました。

 高谷地区は2014年の豪雨災害の際、道路が土砂で流され数日間、陸の孤島のような状態が続いていました。複数の道路の必要性が指摘され復興まちづくりビジョンに盛り込まれたものです。

 高谷地区内の道路180m(幅員4m)と高谷地区から桐陽台を結ぶ道路476m(幅員5m)の2つの道路で総延長は650m。事業費は8億2千万円でした。

 避難路の開通によって2方向からのアクセスが可能となり、安全性が高まります。

安佐北区高谷地区から桐陽台にむけて避難路が整備されました。

21年度一般会計6837億円、全会計1兆2681億円(第1回定例会)

2021年3月25日 木曜日

 2月15日から開かれた第1回定例会で、3月25日の本会議で採決が行われ2021年度の当初予算が決まりました。一般会計は6837億2457万円(4.2%増)、全会計では1兆2681億766万円(3.2%増)。

  一般会計の当初予算規模は対前年度比4.2%の増となりました。主な要因は、借金を返済するための公債費が128億円増えたことや事業の進捗に伴う普通建設事業費の増などによるもので、20年度と比較して274憶円の増となりました。

 若林新三議員は、予算特別委員会の文教関係(3月3日)と建設関係(3月9日)で諸課題について取り上げました。

  一般会計歳出を性質別分類で見ると、職員等の人件費が1443憶円(0.8%減)、福祉関係の扶助費が1441憶円(0.7%減)、借金返済の公債費が769憶円(20.0%増)で、3項目を合わせた義務的経費総額は3653憶円(3.0%増)となりました。

 一方、道路・橋りょう等建設事業関係の普通建設事業費は903憶円(14.4%増)、災害の復旧のための災害復旧事業費は29億円(54.6%減)で2項目を合わせた投資的経費は932憶円(9.2%増)となりました。

 その他の項目として、各種団体に補助する補助費等が678億円(5.4%増)、賃金・旅費・需用費など支出の効果が単年度で終わる物件費が661億円(1.8%増)、国民健康保険特別会計など他会計に支出する繰出金が534憶円(9.4%増)、市民の福祉増進に資するための貸付金が270億円(4.3%減)、などとなっています。 

 

  特別会計は、国民健康保険が1058億円(3.0%減)、介護保険が1013億円(2.2%増)、後期高齢者医療が160億円(3.1%増)、競輪が231億円(29.0%増)など、総額は4369億円(3.0%増)となりました。

 企業会計は、下水道事業が1039億円(0.5%減)、水道事業が411億円(1.3%減)、安芸市民病院事業が24億円(4.1%増)など、総額は1475億円(0.6%減)となりました。 (( )内は前年度当初予算比。)

 なお、広島市立大学と市立病院機構(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院、安佐市民病院)は地方独立行政法人のため市議会による予算等の審査は行いません。

建設関係の審査で北部バス路線の再編等について取り上げる若林新三議員

 

平和教育プログラムの推進等求める(予算特別委員会)

2021年3月9日 火曜日

 21年度の予算を審査する予算特別委員会が開かれています。

 若林新三議員は3月3日の文教関係、9日の建設関係でそれぞれ発言しました。

 文教関係では①少人数教育の推進、②平和学習の一層の深化、③人権教育・人権啓発の必要性、④あいさつの大切さ、について取り上げました。
 広島市が率先して取り組んできた少人数教育を着実に進めるとともに、平和学習については広島市独自の平和教育プログラムを一層充実するよう求めました。また、人権教育の必要性などについても強調しました。

 建設関係では、①豪雨災害の復旧状況、②かわなみサイクリングロードの整備、③サッカースタジアムの県市負担、④北部医療センター安佐市民病院へのアクセス道路整備やバス路線の再編、について取り上げました。
 北部医療センターへのバス路線の再編については、可部地区中心部を循環する路線、安佐地区と北部医療センターとを結ぶ路線、高陽地区と北部医療センターとを結ぶ3路線を新設するとともに、既存の8路線を北部医療センター経由に変更することにしています。

平和教育プログラムの一層の充実を求める若林新三議員

2021年度安佐北区の主要事業(普通建設事業)

2021年2月25日 木曜日

【企画総務】
庁舎等整備⇒1,960万円(区役所受変電設備改修810万円、出張所ブロック塀安全対策1,150万円)

【市民局】
集会所整備⇒8,658万円(耐震補強工事(可部南など2か所8,373万円)他)
区スポーツセンター整備⇒1億2,360万円(外壁改修他)
筒瀬運動広場整備⇒1億8,960万円(岡田運動広場から名称変更)
公民館整備⇒2億8,118万円(耐震補強(高陽2億6,000万円)、非構造部材の耐震対策(可部、真亀1,918万円))
中小田古墳群整備⇒1,715万円

【健康福祉局】
民間老人福祉施設整備補助⇒1億4,618万円(「白木ツジマチ」改築1億4,215万円他)
老人運動広場整備⇒380万円(三田、三入)
民間障害者(児)福祉施設整備補助⇒1億1,345万円(「グループホームにこり・ほっと」新設1億1,079万円他)
診療所整備⇒679万円(志屋)
北部医療センター安佐市民病院周辺環境整備⇒3,230万円(JRあき亀山駅前広場整備)
安佐市民病院運営負担金⇒6億3,796万円

【子ども未来局】
保育園整備⇒3億3,266万円(耐震補強工事(可部東、高南、いずみ3億1,610万円)他)
民間保育園等整備補助⇒2億2,670万円(すいこう認定こども園増改築2億1,349万円他)
民間児童福祉施設整備補助⇒158万円(高松ハイツ借入金償還補助)
北部療育センター整備⇒103万円(外壁修繕他)

【環境局】
大気汚染監視設備整備⇒194万円(可部小)
玖谷埋立地整備⇒1億1,220万円
安佐北工場改修⇒12億6,324万円

南工場の建替えに伴って安佐北工場を再稼働します。

【経済観光局】 
ひろしま活力農業経営者育成補助⇒1,566万円(ビニールハウス等整備)
農業担い手確保対策補助⇒600万円(栽培設備整備)
農林業基盤整備⇒6億6,131万円(農道・水路等5億7,731万円、林道8,400万円)
民有林整備⇒1,567万円(保育562万円、里山林再生整備351万円、人工林健全化197万円他)
市行造林・育林事業⇒1,499万円(造林975万円、育林524万円)
いのしし捕獲柵等補助⇒194万円(防護柵その他59基)
小規模崩壊地復旧事業⇒7,293万円(可部地区など4か所)
農業振興センター整備⇒990万円(受水槽改修)

【都市整備局】
農林業基盤整備⇒1億6,300万円(高谷5号農道延伸2,000万円、治山堰堤雨水排水施設整備1億4,300万円)
道路整備⇒1,635万円(市道の拡幅他)
普通河川改良⇒2億8,444万円(流路改良他)
公園緑地等整備⇒1億3,020万円(荒下緑地2,840万円他)
安佐動物園整備⇒3億49万円(キリン舎、シマウマ舎整備1億9,610万円、マルミミゾウ舎整備1億350万円他)

【道路交通局】
道路整備⇒22億4,396万円(安佐市民病院アクセス道路7億1,270万円、宇津可部線3億1,270万円、福原団地入口交差点3,000万円、広島豊平線3,200万円、下佐東線7,200万円他)

宇津可部線(灰川橋付近)の整備も進められています。

交通安全施設整備⇒1億8,313万円(道路交通安全施設1億4,813万円、飯室歩道改良500万円他)
橋りょう整備⇒3億4,950万円(中央橋1億5,000万円、柏木橋1億9,950万円)
バリアフリー化設備整備補助⇒4,500万円(JR安芸矢口駅)
かわなみサイクリングロード環境整備⇒710万円

【消防局】
消防施設整備⇒6,475万円(消防車両整備2.880万円、消防団車両整備1,140万円他)

【教育委員会】
小学校整備⇒1億1,969万円(トイレ洋式化(三入、可部、亀山、深川760万円他)
中学校整備⇒5,499万円(一般整備他)
幼稚園整備⇒40万円(一般整備他)
児童館整備⇒115万円(空調設備整備(可部、日浦))

【下水道局】
公共下水道整備⇒8億1,740万円(管きょ布設7億9,740万円、尾和ポンプ場整備他2,000万円)
排水設備整備⇒1,307万円(下水道との接続他)
市街化区域外汚水処理施設整備⇒2億90万円(特定環境保全下水道1億7,350万円、農業集落排水施設整備2,700万円他)
急傾斜地崩壊防止対策⇒1億7,500万円(深川8丁目など4地区)
普通河川改良⇒3億260万円(砂防堰堤排水施設整備1億5,860万円他)

【水道局】
配水施設整備⇒4億6,286万円(後山第3ポンプ場など12カ所5,980万円、配水管布設4億306万円)

*1万円未満切り捨て

可部バイパス(可部中心部2.1㎞)が4車線に(2月19日)

2021年2月19日 金曜日

 可部バイパス開通区間(8.2㎞)の内、可部中心部(可部南4丁目~可部5丁目、2.1㎞)が2月19日、4車線になりました。

 2014年度から4車線化の事業が進められ、事業費は工事費と測量設計費を合わせて約20億円。

 可部バイパスでは、安佐北区民文化センター入口交差点付近を先頭に渋滞が頻発していました。4車線になり渋滞が緩和され、スムースな交通が確保されることで約2分の所要時間短縮が期待されています。また、救急車による救急搬送や事業者による輸送活動の効率化、企業活動の活性化の支援が期待されています。

2月19日に可部バイパス(可部中心部)が4車線になりました。