しんちゃんのメモ

旧市民球場跡地の整備イメージ

2015年1月28日 水曜日

広島市は1月28日に開かれた都市機能向上対策特別委員会に「旧市民球場跡地の空間づくりのイメージ」を報告しました。

計画地は平和記念公園とのつながりを考慮し、緑豊かなオープンスペースを中心とした空間とするとともに計画地全体で多様なイベントができる空間をイメージ。導入することが望ましい機能として「緑地広場機能」「文化芸術機能」とし、緑地広場エリア、水辺エリア、文化芸術エリアを検討しています。

中央に位置する「屋根付きイベント広場」は概ね1万人が集える大規模なイベント広場を整備し、デザイン性に優れた屋根を設置します。広場は樹林で囲みます。また、市民や観光客ににぎわいやくつろぎの場を提供し、修学旅行生の昼食場所としても活用することにしています。

北側には「野外ステージ付きイベント広場」を整備。平和記念公園とのつながりを考慮し、軸線上に配置するとしています。

また、大型バス駐車場については、当面、旧市民球場西側を暫定利用(18台分)することにしていますが、広場を整備する時点では東側の文化芸術施設を予定している場所に暫定的に18台分程度整備。その後、商工会議所が移転することになればその跡地を利用して20台分程度の駐車所を整備することを想定しています。

商工会議所と移転を協議する場合は、計画地以外への移転を基本に協議することにしています。

計画地全体のイメージ

計画地全体のイメージ

 

計画地の平面図

計画地の平面図

屋根付きイベント広場のイメージ

屋根付きイベント広場のイメージ

野外ステージ付きイベント広場

野外ステージ付きイベント広場

アストラム、イオンまで段階整備

2014年12月25日 木曜日

1224日に開かれた都市機能向上対策特別委員会で広島市当局は、アストラムラインの延伸で石内東の開発地に出店が予定されているイオン付近までの段階整備を検討していることを明らかにしました。延長は3.2Km、用地費15億円、工事費等190億円で205億円の事業費を見込んでいます。この区間の利用者は6000人と推測しています。また、部分開業に伴って営業利益は年17000万円との試算を示しました。

 これに対して若林新三議員は「(利点だけの数字を示すのではなく)投資効果がどうなっているか等の基本数字を示してほしい」と正確な情報の提示を求めました。その他各議員からも広島高速交通(株)の経営状態を勘案して対応すべきだなどの意見が出されました。

また、特別委員会では1999年に策定されたアストラムライン全体の整備計画の内、第3期に位置付けられていた東西線の白神社前交差点から広島駅までと南北線の白神社前交差点から広大跡地付近までの3.6Kmは投資効果が低いため計画を廃止することを明らかにしました。

アストラムライン延伸では石内東開発地のイオン付近までの段階整備を検討しています

アストラムライン延伸では石内東開発地のイオン付近までの段階整備を検討しています

 

アストラムライン新白島駅は15年3月14日(土)に開業

2014年12月19日 金曜日

アストラムライン新白島駅は来年3月14日(土)に開業することが決まりました。新駅の開業によってアストラムラインとJRが相互に乗り換え可能となるため利便性が大きく向上します。

新白島駅の開業により西側方面から行く場合JR西広島駅~広域公園前駅までが12分短縮、東側方面から行く場合JR広島駅~広域公園前駅が11分短縮されると見込まれています。

新白島駅は地上1階がコンコース、改札、駅務室、トイレなどで、地下1階がプラットホーム、設備諸室などになります。駅の延長は122m。

一方、開業に合わせて完成を予定していた連絡通路の屋根については工事の入札の不調が続き、ようやく12月16日に工事契約が締結できました。完成は夏ごろまでずれ込むと見込んでいます。

また、JR可部線電化延伸については16年3月の開業をめざしていましたが、終点駅の用地取得に時間がかかり、開業がさらに1年遅れて17年春の開業になることが明らかとなりました。当初の見込みでは15年春の開業をめざしており、これにより2年遅れることになります。

新白島駅のイメージ

新白島駅のイメージ。連絡通路の屋根は来年夏ごろの完成見込みです。

 

客待ちタクシーの待機列解消へ実証実験

2014年10月14日 火曜日

紙屋町交差点付近の客待ちタクシーの待機列を解消するために別な場所にタクシー待機場を2カ所設置する実証実験を10月20日から11月30日まで行うことになりました。県タクシー協会や国土交通省、県警察本部、広島県、広島市などでつくる対策協議会が取り組みます。

ショットガン方式と呼ばれるもので、旧市民球場東側と本川小学校東側の2カ所でタクシー待機場を設置し、パセーラ前のタクシー乗車場に順次誘導するもの。パセーラ前の客待ちタクシーの待機列を削減するとともに周辺の渋滞の緩和を期待しています。

10月20日から11月9日までの3週間は旧市民球場東側で実施、11月10日から11月30日までの3週間は本川小学校東側で実証実験を行います。効果があれば本格実施することになります。

旧市民球場東側と本川小学校東側の2か所にタクシー待機場をつくり、パセーラ前の客待ちタクシーの待機列の削減をめざします

旧市民球場東側と本川小学校東側の2か所にタクシー待機場をつくり、パセーラ前の客待ちタクシーの待機列の削減をめざします

新幹線口広場の整備費、19億6239万円を提案

2014年9月11日 木曜日

9月17日から30日まで開かれる第3回定例会(9月議会)に広島駅新幹線口広場の整備をするための契約締結の承認を求める議案が提案されました。

広島駅自由通路等の整備と併せて行うもので、広場の面積は1万3270㎡。委託金限度額は19億6239万5000円。委託先は独立行政法人都市再生機構で、工期は契約成立の日から2017年3月31日までとされています。

新幹線口広場については、バス、タクシー、マイカーのエリアを変更します。バスとタクシーエリアを横並びにして機能的にするとともに、マイカーエリアを現在のタクシーエリアに移動して交通混雑を緩和します。

広島駅自由通路等の今後のスケジュールは、2015年度にペデストリアンデッキ完成、2016年度に新幹線口広場の完成、2017年度に広島駅自由通路の供用となっています。

新幹線口広場のバス、タクシー、マイカーの各エリアを変更して渋滞緩和をはかります

新幹線口広場のバス、タクシー、マイカーの各エリアを変更して渋滞緩和をはかります