しんちゃんのメモ

広島市への観光客数は7年連続で過去最高(2017年)

2018年6月18日 月曜日

 2017年の広島市の入込観光客数は1,341万4千人となり、対前年比で6.3%増えました。7年連続して過去最高を更新しました。

 その内、一般観光客については1,157万6千人で4.2%増となりました。セ・リーグ2連覇を達成し球団史上最多となる観客動員数を記録したカープ球団の人気や、広島駅周辺の再開発の進捗、自由通路の開通、広島駅の商業施設ekie(エキエ)のオープンなどによってJRを利用した観光客が増えたものと思われます。

 修学旅行生は31万9千人で1.2%減となりました。全国の学校や旅行会社に対する個別誘致活動などに取り組んでいます。10年連続で30万人台の水準は確保しました。

 外国人観光客は、151万9千人となり国の増加率19.3%を上回る29.2%の増加となりました。平和記念資料館が世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で外国人訪問者の満足度が高い日本の観光地として第3位となったことや、2017年10月から広島空港にシンガポール線が就航し、東南アジアからの来広者も増加しました。また、県などと連携してアメリカ、フランス、オーストラリア、台湾、中国、韓国、香港、タイを重点市場としてプロモーション活動を展開しています。 

原爆ドームと平和記念公園

 宿泊者については534万4千人となり、前年より1.5%の減となりました。2016年に比べて宿泊を伴う大規模なイベントが少なかったからと思われます。
 宿泊率についても40%と前年を3%下回りました

 観光消費額については2,314億円となり、前年と比較して17億円、0.7%増えました。その内、外国人観光客については338億円で、36.8%の大幅な増となっています。
 1人当たりの観光消費額は17,250円で昨年より970円(5.3%)の減となりました。外国人観光客の1人当たりの消費額は22,277円で6.0%増加しています。

広島城

広島みらい創生高校が開校

2018年4月8日 日曜日

 4月8日、広島みらい創生高校の開校式が行われました。
 県立の定時制国泰寺高校・観音高校、海田高校、市立は広島工業高校、大手町商業高校の5校と通信制の県立西高校の6校を再編した日本ではじめての新しいタイプの高校として開校したものです。 

  教育課程は定時制と通信制課程を併せたもので単位制を実施。「平日登校コース」(240人)と「通信教育コース」(400人)があり、併修も可能とされています。授業時間帯も午前・午後・夜間で自由に選択できます。 
 学科は生徒自らの進路などに応じて適切な教科・科目が選択できる「総合学科」となります。

 開校する場所は広島特別支援学校跡地で敷地面積は18,627㎡、鉄筋コンクリート造りの4階建ての校舎と3階建ての体育館を整備する予定ですが、校舎については開校に間に合わず、夏休み明けの9月から新しい校舎で学ぶことになります。

4月8日に全国でもはじめてとなる新しいタイプの高校として広島みら創生高校の開校式と第1回入学式が行われました。

広島市に関連する18年度の直轄国道整備

2018年4月1日 日曜日

 広島市に関連する18年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は82億円程度となりました。

 内訳は安芸バイパスが32億8300万円、東広島バイパスが42億3600万円(海田高架橋、トンネル工事)、広島南道路3億3000万円(明神高架橋の調査設計)、可部バイパス(跨線橋5径間の上部工の一部)、西広島バイパス1億6200万円(都心部延伸・調査設計等)、などとなっています。

 昨年より30億円程度増額になっており、東広島バイパスのトンネル工事などが進められます。開通時期は明らかになっていません。また、海田高架橋と海田大橋を結ぶ広島南道路の明神高架橋については15年度から調査設計が行われています。 

可部バイパスは18年度から19年度にかけて跨線橋5径間の上部工事が行われます

  可部バイパスは、今年度は1億9500万円の当初予算となりました。JR可部線を越える跨線橋の上部工が行われていますが、10径間の内、昨年度までで5径間が完了しており、今年度と来年度で残りの5径間の工事が行われる見込みです。その他の4車線化の工事は2019年度以降に行われる見込みです。

2018可部バイパス事業予定箇所図

広島バスセンターの商業エリアがリニューアルオープン(3月23日)

2018年2月21日 水曜日

 広島バスセンター3階の商業エリアが3月23日(金)からリニューアルオープンします。

 「バスを待つ」限られた時間の中で食事を楽しむことができることや、おしゃれな雰囲気の中でコミュニケーションを楽しむ都心的街空間をイメージして「バスマチフードホール」としてリニューアルします。

 Ⅰ期(3月23日)には飲食関係の7店舗がオープン。Ⅱ期(4月27日)には物販の3店舗がオープンします。リニューアルの事業費は3億5000万円。

 

 「好きな時に」「好きな物を」「好きなだけ」自分流にアレンジして食事ができるスタイル。「フードホール」は、フードコートにはない専門店の味、高級レストランとは違うカジュアルさを楽しむ店舗の集合体で都心の新しい立ち寄りスポットをめざしています。訪日外国人等の利便も考慮してWi-Fi環境、USB対応のコンセントも完備されます。

 バスマチフードホールでは、フロアを「メインダイニングエリア」と「フード&ショップスエリア」に区分し、「メインダイニングエリア」はゆったり飲食を楽しむエリア、「フード&ショップスエリア」はテイクアウトや買い物を楽しむエリアとされています。

バスマチフードホールのイメージ

フロア図 ①もとまちグリル②マンマ・ピッツァ③蔵まつ④リトルマーメイド⑤ますきち⑥ベリテ⑦じんぼ⑧ボストン⑨にしき堂⑩バスマチストア

市内中心部で来春から循環バスを運行

2017年12月22日 金曜日

 広島市は来春(*5月13日から運行開始)から市内中心部のバス運行を再編することを明らかにしました。20日に開かれた特別委員会に報告されたもので、都心部の過密化したバス路線の効率化をはかり、それによって生じた余剰のバスをサービスレベルの低い地域等のバス路線にまわすとともに、郊外部ではフィーダー化などを含めた運行形態の再編に取り組むことにしています。

 

 現在、郊外線を含む多くのバス路線が都心へ乗り入れており、広島駅・紙屋町間では1日3700台も運行するなど過密な状況となっています。こうした過密状態を解消するため、広島駅~紙屋町~白神社~平和大通り~平塚町~広島駅の循環ルートを新設し、市内中心部のバス利用者を循環バスに誘導しようとするもの。右回りと左回り(4.8㎞)を運行し、左回りは平日76便を運行(土日祝は70便)、右回りは平日・土日祝ともに70便を見込んでいます。平日のピーク時(7~8時台)は左回りで4~9分間隔、オフピーク時は10分間隔で運行することにしています。

 また、循環線とは別に広島駅~平塚町~平和大通り~白神社~市役所の急行便(2.7㎞)を運行。この市役所急行便は、朝は広島駅から市役所への1方向で1日16便、夕方は市役所から広島駅まで12便を運行します。土日祝は運行しません。

 

 広島電鉄と広島バスが運行するもので循環線、市役所急行便ともに料金は180円均一。

18年春に市内中心部ではバスの過密化を解消するため循環バスが運行されます。

 一方、郊外線についてはフィーダー化やサービスレベルが低い地域等でのバス路線の新設を検討するとしています。フィーダー化は北方面では可部駅を交通拠点にするとともに西方面(五日市)でも検討します。その場合、住宅団地等から交通拠点までの運行頻度を向上させるとともに、乗継しても直通と同じ運賃になるよう乗り継ぎ割引を検討することになります。

今後、郊外部ではバスのフィーダー化、サービスレベルの低い地域等でのバス路線の新設などが検討されます。