しんちゃんのメモ

基町駐車場等再開発、高層棟は31階約160m

2021年9月29日 水曜日

 基町駐車場周辺の再開発の概要が明らかになりました。

 高層棟と変電所棟、市営駐輪場棟の3棟で構成され、高層棟は地上31階地下1階、高さ約160mで商工会議所の他、ホテルやオフィス、店舗等が入ることになっています。変電所棟と市営駐輪場棟はそれぞれ地上5階、高さ約20mで変電所、駐輪場として使用されます。オフィスは業務機能の高度化に資する高規格オフィスとし、ホテルについては「世界に通用する良質なホテル」を整備するとしています。

 竣工は高層棟と変電所棟が27年度、市営駐輪場棟が29年度。

 基町市営駐車場は今年8月に商工会議所ビルと財産交換をしており、地権者は広島商工会議所や㈱朝日新聞社、㈱朝日ビルディング、中国電力ネットワーク㈱、広島市。名称は「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」で敷地面積は7,500㎡、延べ床面積は86,600㎡。UR都市機構が代表施行者となります。今年度末の都市計画決定を見込んでいます。

高層棟は商工会議所の他、高規格オフィスや「世界に通用する良質なホテル」を整備することになっています。

中央公園広場エリア等の整備・管理者に「エヌ・ティ・ティ都市開発」等

2021年9月1日 水曜日

 8月31日に広島市サッカースタジアム整備等事業者選定審議会からの答申を受け、広島市は、中央公園広場エリア等整備・管理運営事業者としてエヌ・ティ・ティ都市開発㈱を代表者とするグループとすることを決めました。

 グループの他の構成員は㈱RCC文化センター、㈱エディオン、大成建設㈱、㈱中国新聞社、広島電鉄㈱など9社。整備・管理運営の事業期間は20年間。

 中央公園広場エリアはサッカースタジアムの東側と西側を一体的に管理・運営するもの飲食や物販などにぎわい施設が整備されます。23年7月に着工し、24年8月ごろの供用開始を予定しています。

サッカースタジアム東側広場のイメージ

サッカースタジアム西側の整備イメージ

 

旧市民球場跡地の整備内容

2021年8月3日 火曜日

 8月3日、旧市民球場跡地整備の予定者が決まるとともに、提案内容が明らかになりました。

 設置等予定者はエヌ・ティ・ティ都市開発株式会社が代表法人のグループで、構成法人は大成建設㈱、㈱中国新聞社、㈱広島バスセンター、広島電鉄㈱など。9月議会に契約関係の議案を提出し、議決されれば、10月から設計・整備を行い23年3月(22年度)には供用開始の予定です。

 コンセプトは「旧広島市民球場の記憶を継承し、地域や店舗と呼応した、にぎわいのGATEPARK」。平和軸をつなぎ、未来の平和をつくるシンボルとなる「ピースプロムナード」と旧広島市民球場のかたちを継承する「2つのリボン」を骨格とした公園として計画します。

 公園内には大小のイベントに対応する折り鶴をイメージした膜屋根を整備するとともに、公園の外周部に沿わせて木造店舗を配置。紙屋町シャレオ方面からサッカースタジアム方面までにぎわいの連続によって回遊性と高い集客性を実現するとしています。

旧市民球場跡地整備のイメージ

折り鶴をイメージした大小イベントに対応した膜屋根

広島市に関連する直轄国道の整備費は約118億円

2021年4月2日 金曜日

 広島市に関連する21年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は118億円程度となりました。昨年度より11億円程度増額されました。

 内訳は安芸バイパスが66億7200万円(橋梁上下部工、舗装工等)、東広島バイパスが36億3000万円(橋梁上下部工、舗装工等)、広島南道路6億円(橋梁下部工)、可部バイパス1億7000万円(歩道新設)、西広島バイパス7億9000万円(都心部延伸・調査設計等)などとなっています。

 可部バイパスは、2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しました。今年度は高架橋の歩道が整備されます。21年度の予算は1億7000万円。

 東広島バイパス、安芸バイパスについては22年度で開通する予定になっています。西広島バイパスについては騒音壁工事が行われていましたが20年度から都心部延伸区間の調査設計が進められています。広島南道路は海田大橋と海田高架橋をつなぐ明神高架橋の工事が行われています。

2022年度には開通予定の安芸バイパス、東広島バイパス

サッカースタジアム、大成・フジタ等の共同企業体が事業者に

2021年4月1日 木曜日

 サッカースタジアム整備等事業者選定審議会からの答申を受け、広島市は大成・フジタ・広成・東畑・EDI・復建・あい・シーケィ共同企業体と優先交渉することを決めました。

 同企業体の提案は、スタジアムとしての機能の完成度が高く、ゲームのない日や災害時の利用にも配慮されたことなどが評価されました。

 なお、答申では①戦後の広島を形作ってきた都市景観の歴史を踏まえ、周辺環境と調和し県民・市民に親しまれる外観デザイン、特に屋根形状などのさらなる検討、②広場エリアについては、既存の広場が持つおおらかな解放感の継承と、スタジアムエリアとの一体感を生み出すデザインの工夫、の2点について配慮するよう求めています。

外観イメージ

上空からのイメージ