しんちゃんのメモ

第37回全国都市緑化ひろしまフェアの計画(案)

2019年5月24日 金曜日

 2020年に県内で開かれる「第37回全国都市緑化ひろしまフェア」の実施計画(案)がまとまりました。2020年3月19日(木)~11月23日(月・祝)の250日。中央公園などで開かれます。

 メイン会場となる中央公園は3月19日(木)~5月24日(日)の67日間開かれ、5月25日以降は他会場の案内や連携イベントが開かれます。メイン会場へは160万人の来場を目標にしています。事業費は概ね12億円。

 メイン会場のゾーニングは、「はなのわ」「ひろしま風景ゾーン」「ウエルカムゾーン」「イベント企画ゾーン」「ひろしま海ゾーン」「希望と思い出ゾーン」「森のガーデンゾーン」「水の都ひろしまゾーン」の8ゾーンに分けます。

 「はなのわ」は花の土手でメイン会場を包み込み、花のあふれる景観を演出。

 「ひろしま風景ゾーン」はランドアートなどを取り入れ23市町の魅力を演出。

 「ウエルカムゾーン」は玄関口で情報発信、地域の魅力を伝えます。

 「イベント企画ゾーン」はグルメや物産、ステージイベントなど多様な楽しみを提供。

 「ひろしま海ゾーン」はゆったりと休んだり、遊べる憩いの空間。

 「希望と思いでゾーン」は原爆ドームとその軸線の存在を意識できる景観。

 「森のガーデンゾーン」森に囲まれた驚きと楽しみを感じる景観。

 「水の都ひろしまゾーン」は川沿いの空間の雄大さ、豊かさが感じられる景観。

メイン会場のゾーニング

19年度の広島市に関連する直轄国道の整備

2019年5月15日 水曜日

 広島市に関連する19年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は96億円程度となりました。

 内訳は安芸バイパスが39億5300万円(トンネル工事、高架橋)、東広島バイパスが46億5200万円(海田高架橋、トンネル工事)、広島南道路4億3000万円(明神高架橋の下部工事着手)、可部バイパス(跨線橋5径間の上部工)、西広島バイパス1億6200万円(都心部延伸・調査設計等)などとなっています。

 昨年より14億円程度増額になっており、東広島バイパスのトンネル工事などが進められます。開通時期は明らかになっていません。また、海田高架橋と海田大橋を結ぶ広島南道路の明神高架橋については今年度から高架橋の下部工事に着手する予定です。 

  可部バイパスは、今年度は3億2200万円の当初予算となりました。JR可部線を越える跨線橋の上部工が行われていますが、10径間の内、これまで5径間が完了しており、来年2月までに残りの5径間の工事が行われます。その他の4車線化の工事は2020年度以降に行われる見込みです。

可部バイパスの2019年度の事業個所

中央市場と東部市場を統合して整備

2019年4月25日 木曜日

 広島市は中央市場の建て替えを検討していましたが、19年3月に新中央市場建設の基本計画を策定しました。それによると老朽化が進んでいる中央市場と併せて東部市場も統合して整備することにしました。
 新中央市場の建設に向けて2017年4月から検討が進められていましたが、2018年3月の検討会には東部市場の関係事業者も検討会に参加していました。

 若林新三議員は、2017年12月の本会議の一般質問で新中央市場の建設に向けては、東部市場の取扱高も減少しており、建て替えに合わせて東部市場と統合して整備するほうが合理的であると提案していました。

 また、若林新三議員は、単なる建て替えに留まるのではなく、下関の唐戸市場のような観光客も気軽に訪れる施設にすることも併せて提案していました。これについても新中央市場建設の基本計画では、賑わい機能を導入することや見学者コースの設定も含まれています。

 新中央市場の施設規模は現状面積が135,500㎡であるのに対して、一部既存施設も活用して146,700㎡に拡げることにしています。駐車場は1600台分を立体化して平面駐車場と併用することにしています。

 整備スケジュールは、2019年度から基本設計を行い、2021年度から立体駐車場を皮切りに、青果、水産・花きの卸売場の他、関連棟を1棟整備することにしており、2030年代初頭にすべての施設の完成を見込んでいます。

新中央市場の施設配置案

 

広島駅前広場が新しく生まれ変わります

2019年3月15日 金曜日

 広島駅南口広場の新たな整備方針が決まりました。

 

 第1のコンセプトは、穏やかな「風」や降り注ぐ「太陽の光」市民の「世界平和」への思い、「歴史・文化」など、たくさんの広島が感じられる「おもてなしの空間」の創出。

 路面電車が進入する駅ビル2階レベルに交通広場を整備。屋根を高い位置に設け、自然採光や自然換気を取り入れ、眺望が楽しめる開放的な空間にすることで空や雲、風が感じられる快適な空間をつくります。

新しく生まれ変わる広島駅前広場

 第2のコンセプトは、広島を訪れる人、広島から旅立つ人の期待感や楽しみが膨らむシンボリックンは空間の創出。

 「そり」のある大屋根を設置します。世界から人々を迎えるために広げた両手や、広島から世界へ羽ばたく翼を表現しています。

 「祈り」のデザインや平和を象徴する白系の色彩を取り入れ、新幹線ペデストリアンデッキや自由通路と空間イメージを統一します。

開放的な広場も整備されます

 第3のコンセプトは、来訪者と市民が「集い・にぎわい・交流する空間」を創出。

 大屋根の下の交通広場を中心に広島駅周辺へ連絡するペデストリアンデッキを設置します。デッキの一部にはイベントスペースも設置。

 

 路面電車が駅ビル2階に進入するなどの駅前広場整備は2025年春の開業をめざしています。なお、ホテルを併設した駅ビル(地上20階、地下1階)も建替えられ、同様に2025年春の開業をめざしています。

アストラム延伸、2030年代初頭に全面開業めざす

2019年2月7日 木曜日

 2月5日に開かれた都市活性化対策特別委員会にアストラムラインの延伸計画が報告されました。

 それによると延長は7.1㎞で、広域公園前駅から五月が丘団地や「ジアウトレット広島」などを経由してJR西広島駅まで延伸します。概算事業費は570億円。

 五月が丘団地に2駅、ジアウトレット広島内に1駅、己斐側にはJR西広島駅を含めて3駅が配置され、合計6駅が整備されることになります。西広島駅(仮称)は南口駅前広場の上空に整備することにしています。

 

 事業の進め方として、2021年度に事業に着手し、20年代後半にジアウトレット広島まで部分開業し、その後3~5年かけてJR西広島駅まで全線開業することをめざしています。

延伸区間では、ジアウトレットモール広島を経由します

終点駅となる西広島駅は、南口広場の上空に整備されます

石内東地区の平面図