しんちゃんのメモ

エールエールA館に整備する中央図書館

2023年7月25日 火曜日

 中央図書館等の再整備については、誰もが学び、憩う「平和文化の情報拠点」をコンセプトに、「読書」、「学び」、「交流等の場の提供」を整備方針としています。

 7月24日の総務委員会で基本設計が示されました。

 主に、8階、9階、10階に整備するもので、8階は「こどもと青少年のエリア」とし、児童書等の閲覧、ヤングアダルトコーナー、自習室、グループ学習室、事務室などが整備されます。エレベータ付近には多目的室も整備され、会議室やセミナー室として利用の他、ダンスや演劇もできるように壁面に鏡や防音対策を講じます。

 9階は「『広島を知る』エリア」で、広島資料室、郷土資料館サテライト、参考図書閲覧室、ビジネス支援などとしています。また、広島ゆかりの作家の文学資料等を展示する広島文学資料室も整備されます。

 10階は「図書と映像のエリア」で、一般書等閲覧・貸出、カフェ、障害者サービス、上映ホール(映像文化ライブラリー)などとしています。カフェ等で買った飲み物を図書館や上映ホールに持ち込め、ゆったり本を読みながらの利用できます。カフェは上映までの待ち時間にも利用できるように映像文化ライブラリーと隣接して配置されます。

 8~10階とも猿猴川側の外壁を大きな窓に変更し、眺望を楽しめるようにしています。

8階「こどもと青少年のエリア」のイメージ

8~10階の猿猴川側は外壁を窓に変更し、眺望も楽しめます。

本通3丁目地区市街地再開発、185mを2棟

2023年4月30日 日曜日

 「本通3丁目地区市街地再開発事業」の概要が明らかになりました。

 広島市に提出された環境影響評価実施計画書によると、再開発事業の位置は本通り6番地で敷地面積は約11,500㎡、延べ面積は153,000㎡。本通りを挟んで北棟(地上34階+塔屋2階 高さ185m)、南棟(地上46階+塔屋2階 高さ185m)と低層棟(地上3階、地下2階 高さ21m)の3棟が予定されています。北棟は主にオフィスやホテル、南棟は主に住宅、低層棟には商業施設や駐車場となっています。

 また、地下2階でアストラムライン本通り駅との接続も予定されています。

 工事は2028年度から32年度で2033年度の供用開始予定。

東広島バイパス、安芸バイパスが開通(3月19日)

2023年4月30日 日曜日

 広島市に関連する23年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、西広島バイパス、可部バイパス、広島南道路(木材港西~廿日市インター))は32億円程度となりました。東広島バイパス、安芸バイパスが今年3月19日に開通したことから昨年度より115億円程度減額となっています。

 内訳は安芸バイパスが3億9,500万円(用地補償、寺分地区整備工等)、東広島バイパスが2億4,800万円(用地補償、瀬野西地区整備工等)、広島南道路10億4,500万円(明神高架下部工等)、西広島バイパス10億9,400万円(都心部延伸・調査設計)、可部バイパス2億2,900万円(大林地区用地取得、整備工等)などとなっています。また、昨年度から事業が始まった南道路の木材港西~廿日市インターは1億4,600万円(調査設計)が予算化されました。

 可部バイパスは、2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しており、最終工区(大林地区)の事業が始まっています。今年度は大林地区の用地買収に着手します。23年度の予算は2億2,900万円。

 また、東広島バイパス・安芸バイパスが開通したことから、同バイパスにつながる西条バイパスの4車線化事業が始まります。

「広島城三の丸歴史館」を整備、広島城は2025年度に閉館

2022年6月22日 水曜日

 広島市は、広島城南側の三の丸エリアににぎわい施設を整備するため、多目的広場や園路、植栽などで6億円を予算化しました。また、同エリアには現在広島城で展示している歴史的資料などを収蔵する「広島城三の丸歴史館」を整備します。近世の広島の歴史や文化、広島城の歴史に関する資料を収集、保管、展示するための施設。2022年度から設計や工事に着手し、2026年度の開館予定。事業費は41億円を見込み、年間40万人以上の来館者をめざしています。

 「広島城三の丸歴史館」の建築面積は3,700㎡を見込んでおり、現天守閣(広島城郷土館)の約2.7倍の広さになります。2階建てで、1階は総合ガイダンス展示やミュージアムショップ、多目的室など。2階は常設展示室、企画展示室、収蔵庫などを予定しています。

 一方、現在の広島城は1958に鉄筋コンクリート造りで天守が完成し「広島城郷土館」として資料の展示等を行ってきました。しかし耐震診断調査で、大規模な地震で倒壊、崩壊する危険性が高いとされていました。そのため、天守閣の展示・収蔵機能を新たに整備する「広島城三の丸歴史館」に移転し、2025年度の後半に閉館する予定です。

広島城三の丸歴史館を整備し、現在天守閣にある展示物を移転します。

三の丸歴史館の位置図

東広島・安芸バイパス22年度開通見込み(広島市に関連する直轄国道)

2022年4月1日 金曜日

 広島市に関連する22年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は146億円程度となりました。昨年度より28億円程度増額されました。

 内訳は安芸バイパスが89億7000万円(橋梁上部工、舗装工等)、東広島バイパスが40億1000万円(橋梁上部工、舗装工等)、広島南道路6億9000万円(明神高架下部工等)、可部バイパス2億600万円(可部地区改良、測量等)、西広島バイパス7億9000万円(都心部延伸・調査設計等)などとなっています。また、今年度新規事業として南道路の木材港西~廿日市インターの調査費5000万円が加わりました。

 可部バイパスは、2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しています。今年度は測量等が行われます。22年度の予算は2億600万円。

 東広島バイパス、安芸バイパスについては22年度の開通を見込んでいます。西広島バイパスについては騒音壁工事が行われていましたが20年度から都心部延伸区間の調査設計が進められています。広島南道路は海田大橋と海田高架橋をつなぐ明神高架橋の工事が行われています。